第24回 失敗しない学習机の選び方 「低学年のうちはリビング置きを前提に」
2013.12 更新

最近、『リビング学習』という言葉が話題になっています。従来であれば、子ども部屋にこもって学習するというイメージがありました。そうではなく、家族の目が届きやすいリビングで学習するのです。
私も、お子さんが小さいうちは、リビングで学習することを薦めています。それはなぜでしょうか。
特に小学校の低学年は、ひとりで勉強するということがなかなかできません。どうしてもわからないところがあると、教えてもらわなければいけません。そうしたとき、家族のいるリビングで学習した方が、いろんなことを教えてもらえるからです。
そして、リビングに家族がいることによって、安心できるということもポイントになってきます。大きくなってくると1人部屋にこもって集中して勉強できるようになります。しかし小さいうちは、自分で勉強するというのは不安があり、集中することができません。集中して勉強するには、安心して学習に取り組めることが大切なのです。
このような理由から、低学年のうちはリビングに学習机を置くことが効果的になってきます。