第3回『こうして家庭学習のスタイルを作れ!』
2011.11更新

家庭学習は、集中して一定時間勉強を続けること大切なのですが、ある時間、ある決まった場所で同じように学習に取り組むという習慣をつけることが望ましいと思っています。
集中する形というのは、人によって違うでしょう。
例えば家に帰って一呼吸してから机に向かう。あるいは夕食前の30分。
このようにスタイルは違っても、時間を決めて学習をすることが大切であり、そうすることによって、『毎日集中する練習』ができているのです。
私の知り合いの先生に、必ず決まった時間になると帰宅する先生がいました。決まった時間に帰るので、仕事はテキパキと集中してこなされていました。
後で聞いてみると、子どもの学習する時間や食事をする時間が決まっており、それを崩したくなかったのが理由だと話しておられました。お子さんは3人いらしたのですが、3人とも京都大学へ進学されたそうです。
このように学習するスタイルを決め、習慣づけることによって成果の出る家庭学習につながってくるのだと思います。